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オムニコートで勝つ戦術8選

オムニコートで勝つ戦術8選

オムニコートとは、人工芝に砂を散りばめたコート。水はけがよく、多少の雨ならプレーを続けられる便利なコートになります。雨が多い日本ではもってこいのコートです。日本ではかなり普及しておりテニスユーザーであれば一度はプレーしたことがあるでしょう。

この「球足が遅い」という特徴を頭に入れておけば戦術の幅が広がります。

シコラーとは、とにかくボールを返し続けて相手のミスでポイントを取ったり、崩れるまで返し続け最後はオープンコートに決めるといって「繋ぐ」系のプレイヤーのことを言います。

オムニコートは球威がなくなり球足が遅くなり、ボールに追いつきやすいため粘るプレーが強くなります。なかなか一発では決まらない傾向があるのがオムニコートです。

体力に自信のある人や足の速さに自信がある人、粘るプレーを得意とする人はオムニコートでは強い傾向があります。

理想は、粘り続けて最後は相手が崩れた時にウィナーショットを打って決めることです!

オムニコートでは勢いが吸収され一発では決まりにくい。

そのためコントロール重視でオープンコートを狙ったり、相手をしっかりと動かして崩していく必要があります。

「相手の苦手そうなショットを見極めて、重点的にそこにボールを集めてミスを誘う」という戦術も効果的。パワーショットに頼らないように注意しよう!

オムニコートは跳ねない特徴があるため、スライスで滑るボールを打つのも一つ。

滑るボールを打つ=相手の打点が下がる=相手は下から打ってくるため浮いたボールが来やすい。浮いてきたボールを攻められるようにチャンスボールの練習も欠かさずに行っておきましょう。

特に相手のフォアハンドのグリップが厚いグリップの場合、低いボールは嫌がるため尚更効果的。

サーブもストローク同様、勢いが落ちフラットサーブも吸収される。

スライスサーブで跳ねないサーブを打ちリターンにて相手の打点を下げよう!3球目攻撃に繋げることもできる。

スピンサーブは?という声も出てくる。もちろん絶対にNG!というわけではない。しかしこれも中途半端な跳ね具合だと逆にチャンスボールになりかねない。オムニコートでもしっかりボールがキックするのであれば打ってもよい。

スライスサーブの中でも、跳ねない&曲がるスライスサーブを打てると理想的。

オムニコートは粘れるプレイヤーが強い。

ということは「粘られるのが苦手」というプレイヤーはラリー戦になる前にネットに行き、先に仕掛けてポイントを取るというのもあり。

オムニコートに慣れていない人はリターンで少し苦戦する傾向があります。

いつもよりバウンド後の伸びが無いため、待ちすぎたりタイミングがズレたりと。

慣れるまではスライスで返すと決めておき、低い滑るボールでリターンすると良いでしょう。

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